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【PS5版】『レッド・デッド・リデンプション』レビュー|短いストーリーでも満足感が凄い!没入感高めの西部劇オープンワールド

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PS5版『レッド・デッド・リデンプション』(以下、RDR)をプレイしました!

ストーリーが凄く面白くて、RDR2をプレイ済みの私には刺さりまくり。久々にゲームで泣いた気がしますww

この記事では、短い時間でも満足感が大きい理由や、グラフィック・アクション・オープンワールドの魅力を詳しくレビュー。RDR2プレイ者はもちろん、シリーズに初めて触れる人にもオススメできるポイントを紹介しているので、ぜひ参考にしてください!

掲載画像はゲーム序盤のものを使用しており、あらすじを超えるストーリーのネタバレはありません。同時収録の「アンデッド・ナイトメア」はレビュー無し。(※後日、追記する予定)

レッド・デッド・リデンプション
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 短くても感動できるストーリーが面白い
  • 比較的綺麗なオープンワールドで没入感高め
  • 銃撃戦が爽快でアクション要素が充実
  • プレイしやすいストーリーボリューム
  • RDR2プレイ済みなら面白さ倍増
  • ストーリー外の要素がかなり豊富
デメリット
  • PS3ベースでグラフィックは細部が粗め
  • 次世代機版はフルリメイクではないため不便さはある

RDR項目別評価

ストーリー(5)
グラフィック(4)
オープンワールド(4)
アクション(4.5)
ゲームボリューム多い
ゲームの難易度普通~やや難しい
操作の複雑さやや複雑~複雑
※難易度は2段階からいつでも変更可
目次

『レッド・デッド・リデンプション』ってどんなゲーム?

『レッド・デッド・リデンプション』は、2010年にPS3とXbox360向けに開発されたオープンワールドゲームです。

現在はさらに多くのプラットフォームで遊べる人気ゲームに進化しており、2023年にはPS4とSwitch、2024年にPC、そして2025年12月には待望のPS5、Switch2、iOS、Android版がリリースされました。

ゲームの舞台は、アメリカ南西部とメキシコ。かつて無法者だった主人公「ジョン・マーストン」を操作して、自身が所属していたギャング団の生き残りを追い詰めていく、西部劇さながらのシューティングアクションを楽しめるのが魅力です。

RDRはシリーズ化されていて、次作『レッド・デッド・リデンプション2』も発売されていますが、発売順とは異なり、ストーリーの時系列は「2→1」の順に展開されます。

どちらから遊んでも問題なく楽しめますが、個人的には2から始めるのがオススメです。

本作は、RDR2のエピローグ的な位置づけにあたるので、先に2をプレイしておくことで、1に登場するキャラの過去や関係性を深く知ることができます。ストーリーの理解がスムーズになるだけでなく、感情移入もしやすくなるため、より面白く感じられるでしょう。

RDR2の詳しい評価は、下のリンク先の記事を参考にしてください!

『レッド・デッド・リデンプション』の評価

PS5版『レッド・デッド・リデンプション』をプレイしてクリアした後の評価です。

クリア時間:約19時間(少しの寄り道あり)

総合評価:(4.5)

『レッド・デッド・リデンプション』は、比較的短時間でクリアできるにも関わらず、十分な満足感と達成感を味わえるオープンワールドゲームでした。

とくにストーリーは見応えがあり、ギャングの一員だったジョンが過去の因縁と向き合い、決別する覚悟が丁寧に描かれているおかげで、最後まで熱中して遊べます。

RDRシリーズ初プレイの人でも心を動かされ、RDR2をプレイ済みならさらに深い感情移入ができるでしょう。

次世代機版とは言え、15年以上前のゲームということでグラフィックには粗さもありましたが、綺麗だと感じる方が強く、違和感なく遊べたのも凄いところ。

銃撃戦は爽快、さらに銃以外のアクション要素もあるため、多彩なプレイスタイルで誰でもカウボーイ気分を存分に味わえるのが魅力です。

本編は短めでも、サブミッションやミニゲームが豊富にあり、DLCまで収録されているから遊び尽くすには十分なボリュームがあります。

RDR2の大ファンである私にとっては星5を付けたいところですが、客観的に見るとグラフィックの物足りなさや、操作感に不便さを感じたこともあったため、総合評価は星4.5としました。

今回発売されたRDRは、フルリメイクというわけではないので快適性に欠ける部分もあります。しかし、それでも尚、ストーリーとアクションの面白さは十二分に感じられたので、多くの人が満足できるゲームと言えるでしょう。

気になった方は、ぜひプレイしてみてください!

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RDRのあらすじ

無法者だった過去を持つジョン・マーストンは連邦捜査官に家族を人質に取られ、かつて仲間と呼んだギャングの犯罪者達を探して始末することを強いられます。高い評価を得た2018年の超大作『レッド・デッド・リデンプション2』の直後から始まる本作で、血塗られた過去を葬り去るために戦うジョン・マーストンの物語を体験しましょう。

※ロックスターゲームス公式サイトより

「Redemption(贖罪・救済・取り戻し)」というタイトルの通り、本作はジョンが過去の悪行を清算し、家族との新しい生活を取り戻すために奔走する物語です。

オープンワールドを旅しながら、各地で出会う個性的なキャラクターたちの問題を解決しつつ、自身の目的を果たしていく、いわば「お遣い」のような展開。その過程でジョンの過去や仲間との因縁が徐々に明らかになっていきます。

ミッションを達成することで、ジョンの行動が新聞に掲載されたり、関係者(RDRとRDR2)の状況なども新聞記事に載ったりするので、15年前のゲームと言えど、かなり細部まで作り込まれていた印象を受けました。

ただ、序盤は説明が少ないため、初めてシリーズに触れる人はストーリー理解に時間がかかるかもしれません。

一方で、RDR2を先にプレイしている場合は、背景を把握している分、主人公への感情移入が序盤からスムーズにできるのが大きな魅力です。

私自身はRDR2をプレイ済みだったので、ジョンの人間性やギャングの仲間との関係性を理解した上でプレイでき、ラストでは思わず涙ぐんでしまうほどの心揺さぶる展開に大満足できました。

「一刻も早く家族のもとに帰りたいジョン」と「ギャングの残党を始末させたい連邦捜査官」との対立、そして魅力的なキャラたちとの出会いと別れが丁寧に描かれており、短めながらも濃い内容のおかげで最初から最後まで見所満載のストーリーだったと感じます。

そのため、ストーリー評価は星5。満足感も達成感も十分過ぎる面白いストーリーです。

ただし、次作未プレイの場合は序盤の説明不足から熱中しづらい懸念があり、人によっては星4〜4.5程度に感じるかもしれません。私としてはそれを考慮しても、最終的には誰もがジョンに強く感情移入できる、必見の物語だったと思いますが。

序盤は一度に読む文字量が多い

プレイ時の注意事項は、セリフが英語音声+日本語字幕で進行するため、文字を読む量が他のゲームより多くなること。とくに、序盤はセリフの字幕を読みながらチュートリアルの字幕も一緒に読まないといけないので結構大変です。

とは言え、英語音声のおかげで西部劇の世界観を壊すことなく、むしろストーリーの没入感を高めてくれる点は、大きなメリットに感じると思います。(やっぱりカウボーイは英語の方がカッコ良いしww)

TIPS :音量について

イヤホン、ヘッドホンでプレイすると、キャラの声量が小さく感じるかもしれません。小さい気がした場合は、ゲーム内のオプションから「ヘッドホン設定」をオンにすると改善できます。

グラフィックは綺麗だが、細部の解像度は低め

私はPS5版をプレイしましたが、今回の次世代機版は完全リメイクではありません。それを踏まえて、グラフィックやオープンワールドについてレビューしています。

グラフィックは気にならないレベル

遠くの景色や水面の反射、馬の皮膚や筋肉の質感などは非常にリアルで、プレイ中に違和感を感じません。また、人の肌なども良く再現できており、当時の技術の高さを実感できます。

しかし、PS3時代(発売当初)のグラフィックをPS5向けに最適化して解像度を高めただけのような印象もあり、他の最新ゲームと比較すると細部の表現は劣るでしょう。

とくに、『レッド・デッド・リデンプション2』(2018年)の圧倒的な画質を知っていると、どうしても物足りなさを感じてしまいました。

それでも、砂埃や足跡はリアルだし、生い茂る草木などには当たり判定があるから、触れてもすり抜けずに揺れるなど、丁寧に作られた部分も見られたため、グラフィック評価は星4。

欲を言えば、次世代機版として一新されたグラフィックを見たかったのが正直なところではありますが、15年以上も前にこのクオリティを実現していたことを考えると、やはりロックスターゲームスの技術力には驚かされますね…。

オープンワールドはちょうど良い広さで遊びやすい

西部劇好きにはたまらない景色

本作は、アメリカ南西部からメキシコ北部を横断できるオープンワールドゲームです。2010年の作品なのでRDR2と比べたら小規模ですが、それでも十分な広さがあり、狭さは全く感じませんでした。

ただ、背景が「開拓時代」であるため、平原や荒野が中心で周りにはほとんど何もありません。そのため、人によっては物足りなさを感じる可能性があるでしょう。

しかし、何もないからこそ開拓時代から徐々に近代化していく様子を感じることができたり、乗っている馬に愛着が湧いてきたりなど、プレイヤーもゲーム内の1人として没入できるのが魅力的。

さらにオープンワールドでは、歩いているだけで強盗や決闘などのランダムイベントが発生するから、単調さを感じにくい工夫が施されています。

また、RDR2プレイ済みの人は、「この町はここまで整備されたのか」と感動できたり、懐かしい場所にも行けるので、RDRだけ遊ぶ人以上に楽しめるはず。

常にカウボーイや西部劇を連想させるカントリーミュージックがBGMとして流れているため、私は周りに何もなくても曲を聴きながら散策するだけで楽しかったです。

TIPS:ファストトラベルについて

オープンワールドでは、平地にキャンプを設置することで主要な場所や、マップに自分でマークした場所にファストトラベルが可能。ただし、主要地域への移動はアメリカ内、メキシコ内でのみ可能で、大陸間のファストトラベルは基本的にできません。例えば、アメリカからメキシコに行きたい場合は、馬で頑張って行くか、マップに目的地をマークしてからファストトラベルするしかありません。

ちなみに、ファストトラベルのロード時間は結構速い印象でした。

カウボーイ気分を味わえるシューティングアクションが楽しい!

屋内戦も楽しめる!

『レッド・デッド・リデンプション』の醍醐味は、やはりカウボーイ気分を存分に味わえるシューティング

強めのオートエイムが搭載されているため、エイム操作が苦手な人でも敵の近くで銃を構えるだけで命中させることができ、アクションゲームの熟練度を問わず、誰でも爽快な銃撃戦を楽しめるのが魅力です。

開拓時代ゆえに銃の種類は少ないですが、リボルバーやライフル、ショットガンを駆使した戦闘は十分に満足できました。

さらに、物陰に素早く隠れるモーションや、馬に乗った状態で敵を倒したり、ガトリングを使って一掃したりなど、アクション要素の充実感も良かったです。

デッドアイ使用時は背景がセピアになる

敵の動きをスローにする「デッドアイ」で超高速な精密射撃や、カッコ良いフィニッシュモーションもあり、西部劇好きには堪らない演出も最高

銃以外にも投げナイフを使ったステルスキル、火炎瓶や投げ縄などの多彩な手段も用意されているからプレイヤーの自由に戦闘を楽しめるゲームです。

RPGのようなキャラの育成が無いおかげで、純粋に銃撃戦とストーリーに集中できるのも嬉しいところですね。

しかし、楽しいアクションが多い一方で、操作性はあまり良くなかった印象でした。

15年前のゲームということもあってキャラクターの動きがぎこちない場面があり、現代のゲームに慣れているとやや不便に感じることがあるかもしれません。

また、グラフィック解像度の影響か敵の視認性が悪く、マップ上では敵の存在を確認できていても、実際の位置が分からずに殺されることがしばしばありました…。

他にも、PS5のデュアルセンスコントローラーが全然振動しなかったのも残念なところ。銃撃戦だけは弱めでも振動してくれましたが、それ以外のアクションでは振動がなく、次世代機の良さを活かしきれていないことに不満を感じてしまいました。

ただ、それらの不満を凌駕するほど銃撃戦が面白かったし、古い銃が好きな私にとっては最後まで満足できたため、アクション評価は星4.5です。

TIPS:難易度について

難易度は「ノーマル」「ハードコア」の2つ。私は「ノーマル」でクリアしましたが、難易度の体感は「普通~やや難しい」くらいの印象。アクションゲームに慣れている人は問題なく楽しめるけど、不慣れな人にとっては難しいと思います。

ただ、このゲームには百発百中などの「チート」が設定できるため、クリアできないことはありません。

遊べる要素が多く、サブで長く遊べる!

各地で発生する出会いミッション

『レッド・デッド・リデンプション』のストーリークリア時間の目安は約18~20時間ほど

私は結末が気になって仕方がなかったのでメインストーリーを中心に進め、サブミッション(出会いミッション)はあまりやらずに約19時間でクリアしました。

RDR2はクリアまでに約50時間かかる(※私の場合)ことを考えると、本作は比較的短いストーリーですが、クリア後の満足感は十分に感じられるからゲームボリュームの心配は不要です。

また、メインストーリーとは別に各地で発生する「出会いミッション」は、短いものから長いものまで用意されており、しっかりこなせばプレイ時間はさらに伸びます。

メインミッション内にある「デッドアイで〇人倒す」などのチャレンジ要素をこなしたり、ストーリーそっちのけで罪を犯して手配度を上げ、追ってくる保安官と戦ったり逃げたりなど、プレイヤー次第でさまざまな遊び方ができる仕様も良いところ。

ミッション系以外では、レースやパトロール、ポーカーなど、ミニゲームの種類が非常に豊富で、さらに探索要素もありました。そのため、ストーリーを急がずにのんびり遊びたい人でも十分に楽しめるでしょう。

加えて、本作にはDLC「アンデッド・ナイトメア」も同時収録されているので、ストーリー以外のゲームボリュームがかなり充実していると感じました。(※DLCは追記でレビュー予定)

TIPS:ストーリークリアについて

『レッド・デッド・リデンプション』は、メインミッション(ストーリー)を全部クリアしてもクレジットロールは流れません。メインストーリー終了後に出現する特定の「出会いミッション」をクリアすることでクレジットロールが流れて本編クリアとなります。

『レッド・デッド・リデンプション』の評価まとめ

  • 短くても濃密で感動的なストーリーが面白い!
  • 西部劇さながらの世界観と綺麗なオープンワールドが魅力!
  • 爽快な銃撃戦と多彩なアクションが楽しい!
  • サブミッション、ミニゲームが豊富で満足度が高い!
  • RDR2プレイ済みなら一層楽しめる!
  • メイン以外のゲームボリュームが充実!

『レッド・デッド・リデンプション』は、クリア時間が短めでも満足感が非常に大きく、初めてプレイする人はもちろん、RDR2クリア者なら泣いてしまうほどの感動的なストーリーが魅力のゲームです。

だからこそ、ストーリー重視でゲームを探している人にオススメ!

丁度良いサイズ感で西部劇の世界を旅でき、銃撃戦も爽快で楽しい。サブ要素も充実しており、DLCまで同時収録されているのでゲームボリュームは少なくありません。むしろ多いですね。

次世代機版とは言え、フルリメイクではなかったため、グラフィックや操作感に古さを感じたものの、それらが気にならないほどストーリーに没入できる内容だったと思います。

RDRは、豊富なプラットフォームで遊べるので、少しでも気になった方はぜひプレイしてみてください!

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タイトルRED DEAD REDEMPTION
発売日2010年10月7日(PS3/日本語版)
2023年8月17日(PS4/Switch)
2024年10月30日(Windows)
2025年12月2日(PS5/Switch2/iOS/Android)
ジャンルオープンワールド、アクション、シューティング
プラットフォームPS5、PS4、PS3、Switch、Switch2、Xbox、Xbox X|S、PC(Windows)、iOS、Android
メーカーRockstar Games

© Rockstar Games

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この記事を書いた人

ゲームを「選ぶ・知る・楽しむ」ための情報を発信中。PS5を中心に、気になったタイトルを実際にプレイしてレビューしています。良い点も悪い点も本音で評価し、これまでに50本以上のレビューを執筆。重厚なストーリーや世界観のある作品が好きで、特に『ウィッチャー3』がお気に入りです!

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