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【オクトラ2】体験版から既に面白い!(評価と感想)

2023年2月24日に発売した『オクトパストラベラー2』(以降:オクトラ2)の体験版をプレイしてみたので、その感想と体験版までの評価をまとめました!

序盤を3時間プレイして気づいた良かったところ・悪かったところなど共有したいと思います!

普通に面白かったので買いました。3時間じゃ全然足りない…。全クリしたら改めてレビューを書く予定です!

当記事は若干のネタバレを含みます。最小限にとどめていますが、お読みの際はご注意ください。

目次

オクトパストラベラー2の体験版をプレイした感想・評価

体験版までの総合評価
※私の主観

『オクトラ2』を起動してまず初めに「画質がめちゃくちゃ良いな…」と感動しました。

最初のホーム画面でムービーが流れるんですが、永遠に見てられるほどグラフィックが美しかったのが印象的です。(実際、始めないで何周か見てたww)

「これからどんな冒険が始まるんだろう?」と期待を煽る壮大なBGMも相まって開始前からワクワクさせられたのも良かったですね。体験版でここまで期待できるゲームは結構レアです。

ゲーム開始後は、フルボイスで進むメインストーリーに「次はどんな展開になるんだ?」と惹き込まれ、あっという間に序盤をクリアしてしまいました…。(※体験版は1章のみプレイできる)

チュートリアルは画像解説で分かりやすかったですし、ストーリーも前作とは全く異なるので、オクトラシリーズ初プレイでも問題なく楽しめるでしょう。また、難しい操作は1つもなく、ゲームが苦手な人にもオススメできます。

目立って悪かったところはなかったと思います。

強いて言うなら、暗くて重めのストーリーが万人受けしないことですかね?

私はダークファンタジーが大好きなので体験版でも十二分に楽しめましたが、明るいストーリーが好きな人や、暗い気持ちになりたくない人には向かないかもしれないと思いました。

ストーリー重視で時間をかけてのんびり遊びたい大人にオススメしたいゲーム!

グラフィックの感想・評価

ドット絵感があんまりない
ステンドグラスがめちゃ綺麗
グラフィック
※私の主観

「非の打ち所がない」とはこのことを言うのでしょう。

あまりに綺麗すぎてドット絵であることを忘れてしまいます。私はPS4でプレイしたのですが、本当に綺麗で「PS5でやったらどうなっちゃうんだ?」と心配になるレベルです。

3DCGの要素を加えたドット絵でファミコン時代のそれとは大きく異なり、現代版に進化しているため、ドット絵が苦手な人でもプレイできると思いました。

とくに“水”の表現が素晴らしかったですね。

ドット絵の世界で本物と見間違えるほど透き通った水がサラサラと流れる様を見たら驚くと思います。きっと、所々でリアルな表現があるからドット絵であることを忘れてしまうのでしょう。

MEMO

同じ街でも昼と夜で見え方が変わるのが面白い!

ストーリーの感想・評価

ストーリー
※私の主観

『オクトラ2』の8人の主人公の中で、私が最初に選んだキャラは盗賊ソローネ!

ビジュアルが良いのはもちろん、「町の人からアイテム盗めるって凄くね!?」というのが選んだ理由ですww

体験版では1章しかプレイできませんでしたが、たった1章でストーリーの面白さが理解できる素晴らしい内容でした。

物語の導入から、主人公が暮らす街の背景、旅をする理由、これから待ち受ける敵の存在をそれとなく示すなど、ストーリーの概要を1章で理解できるように上手く纏められていたのが良かったです。

いわゆる起承転結の“起”の部分が丁寧に作り込まれているので、ストーリーが分かりやすく、序盤から惹き込まれる展開で最後までプレイしやすいゲームと言えます。

さらに、フルボイスで見応えがありますね。

基本的にはダークストーリーですが、暗すぎる訳でもないので身構える必要はありません。

気になったのは、パーティーへの加わり方が雑だったこと。

ストーリーを進めていくと他の主人公を仲間にできるのですが、何の脈絡もなく「旅してるなら仲間にしてくれ」といった感じでパーティーに加わるのが不自然でした。

それについて他のメンバーも疑いなく即決で仲間に迎えているのが不思議です。キャラボイスがついているので主要キャラだと認識できますが、何もなければNPCと変わらないので、こちらとしては「知らない人に急に仲間にしろと言われても…」と困惑します…。

加入前に何かしらの演出なり、ストーリーが欲しかったですね。急に仲間になるより紆余曲折あって仲間になる方が、キャラへの感情移入もしやすいし、何より自然です。

まあ、パーティー加入は各キャラ1回しかないので気にしなければ問題ではないと思います。“気にしなければ”ですが。

パーティー加入時の不自然さを除けば、1章から理解しやすくて面白いストーリーです!

MEMO

パーティーに新キャラが加入するとき、1度パーティーを解散し、回想のような形で加入するキャラのストーリーをプレイできます。1章クリア後、再び加入直後に戻る仕組みです。また、回想は後でもできます。

こんな感じ

バトルシステムの感想・評価

行動を選ぶだけだから簡単
ブースト時の演出がカッコイイ
バトルシステム
※私の主観

コマンドバトルなので難しい操作は1つもありません。

1人ずつ行動を選ぶターン制で急ぐ必要がないので、落ち着いて戦略を練られるのが良かったですね。

さらに『オクトラ』独自のコマンド「ブレイク&ブースト」で、一般的なコマンドバトルよりテンポが良いと思いました。

敵の弱点を突いてブレイク状態にしたり、ブーストで攻撃を強化したりなど、ただ攻撃するだけの一辺倒のバトルではなく、敵に合わせて戦い方を変えられ、飽きづらい特徴があります。

1番ユニークだったのは戦闘中に武器を切り替えられるキャラがいること。(※コマンドバトルで戦闘中の武器変更は珍しい)

1つだけでなく2つの武器を使用することで戦術が増えて、より頭を使った戦闘を楽しめます。とは言え、そこまで頭を使うゲームではありませんが。

MEMO

スマホ版『オクトラ大陸の覇者』では戦闘中に敵の残りHPが見えますが、『オクトラ2』では見えません。敵のHPが低くなると敵の表示名の色が変わる仕組みです。また、オーバーキルなどで戦闘を勝利すると経験値ボーナスが入ります。

操作性・難易度の感想・評価

操作性簡単
難易度普通〜やや難
※私の主観

操作はめちゃ簡単です!

十字キーやスティックで移動して、ボタンで行動を選ぶだけのシンプルな操作だと思います。画像で解説してくれるチュートリアルがあるのでゲームが苦手な人でも問題なくプレイできるでしょう。

難易度については序盤しかプレイできなかったので何とも言えませんが、プレイした感じでは普通〜やや難といった印象です。

ボス戦を何の準備もせずに挑戦したら倒すのにそこそこ苦労したので、レベル上げや装備の新調など事前準備は必要ですね。

そのため、ストーリーをサクッと進めたい人には向かないゲームになります。

逆に時間をかけてのんびりプレイできる人・したい人にはオススメです!

MEMO

ダンジョンには推奨レベルが設けられているので参考にしながら進めていけば問題ないかと。コマンドバトルのRPGは、キャラのレベル上げや武器・アビリティなどを強化すれば必ず勝てます。ゲームが苦手でも時間をかければ攻略できるので、気長に頑張りましょう。

レベル上げの目安にできる!

その他の要素について(ゲームボリューム)

遊べる要素
(ゲームボリューム)
※私の主観

3時間しか遊べない体験版でゲームボリュームを見極めるのは至難の業ですが、私の長年のゲーム経験で見れば恐らく『オクトラ2』は長めに遊べるゲームです。

その理由は3つあります。

メインストーリーの他にサブストーリーが存在

寄り道もできる

サブストーリーとはゲーム本編と直接関係のないストーリーで、町の人などから話を聞くことで発生するクエストのようなものです。

これがあるか無いかでプレイ時間は大きく変わってきます。

体験版では行ける場所が限られていたので、サブストーリーの数を把握できませんでしたが、本編以外にも遊べる要素があるのは大きいですね。

現代のRPGにサブストーリーやサブクエストが無いゲームはほぼ存在しないので、これだけだと根拠としては弱いかも。

“昼と夜”の新要素

ソローネはアイテムを盗める(昼)
ソローネは相手を気絶させられる(夜)

『オクトラ2』で新たに追加されたこの要素は、ボタン1つで昼と夜を切り替えられるシステムです。同じ世界でも異なる世界を演出できるユニークなものですね。

昼と夜だけにそれぞれ出現するモンスターがいるので、プレイヤーの行動範囲もその分増えます。さらにフィールドコマンドも昼と夜で使い分けられ、プレイヤーの出来ることが前作以上に増えていると言えるでしょう。

例えばソローネの場合、昼は「盗み」、夜は「闇討ち」のコマンドが使えます。昼夜でできることが異なるので、自ずと遊べる要素が増えて、結果的にプレイ時間が長くなるという訳です。

ゲーム時間の表示とRPGであること

『オクトラ2』ではメニュー画面やセーブ画面で”プレイ時間”が表示されます。私の経験上、ボリュームの少ないゲームが全面的にプレイ時間を表示させることはありません。(※例外もある)

プレイ時間を表示するメリットは“達成感”です。「こんなに長い時間プレイしたのか」と満足感を与えるためのものですね。(単純に時間を計測しているだけのゲームもある)

逆に、プレイ時間が短かったり、すぐにクリアできてしまうゲームでプレイ時間を表示させると「これで終わり?」と満足感ではなく、むしろ不満感を募らせるデメリットになります。

ボリュームの少ないゲームであえて全面的にプレイ時間を表示させるメリットはないので、『オクトラ2』は長く遊べるゲームと考えられる訳です。

また、そもそもRPGは長く遊べるゲームなので『オクトラ2』も長く遊べると考えられます。

とくに、コマンドバトルのRPGはモンスターを倒してレベルを上げてストーリーを進行させるゲームです。従って、必然的にプレイ時間が長くなります。

モンスターを倒して経験値を得る作業が苦手な場合、長いプレイ時間が逆にキツくなる人もいます。

\ PS4・PS5版 /

『オクトパストラベラー2』体験版で分かった良かったところ・悪かったところ

良かったところ

ドット絵なのに画質良すぎん?
オクトラ2体験版
  • 画質が良すぎる
  • 暗いストーリーに惹き込まれる
  • ストーリーが分かりやすく、序盤から理解できる
  • 操作がシンプルで簡単
  • コマンドバトルなのにテンポが良い
  • 過去作やシリーズ未プレイでも楽しめる

『オクトラ2』は、ドット絵でありながら画質がめちゃくちゃ良いのが特徴です。街を眺めているだけでも楽しく、没入感があります。昼夜で見た目が変化するのも面白いです。

コマンドバトルには『オクトラ』独自のシステム「ブレイク&ブースト」のおかげでテンポが良く、豊富な戦術も練られて飽きづらいのが良かったと思いました。

そして、1番の魅力はストーリーの面白さ

起承転結がハッキリしていて、序盤から分かりやすく惹き込まれる内容です。1章しかプレイしていないのに面白いと思わせられるゲームは純粋にスゴイと思います。(体験版の短さでストーリーを面白いと思えるゲームは結構レア)

フィールドでもバトルでも、操作が簡単なのが嬉しいですね。ゲームが上手い下手に関係なく、誰にでもオススメできるゲームです。

前作『オクトパストラベラー』や、スマホ版『オクトパストラベラー大陸の覇者』をプレイしてなくても問題なく楽しめます!

悪かったところ

自分の詳細な現在位置は分からない
オクトラ2体験版
  • ストーリーが重い
    • 人によっては苦手と感じる場合がある
  • 新キャラのパーティー加入が雑
    • その辺の人から急に仲間にしろと頼まれるイメージ
  • 右下のフィールドマップが少し見づらい
    • 詳細なマップではなくレーダーのような感じ

目立って悪かったところはないと思っていますが、あえて挙げるなら上記3つですね。

日本のRPGでは珍しくストーリーが重めなので、明るいストーリーをご所望ならプレイするのは厳しいかもしれません。(私はダークファンタジーが好きなので大歓迎ですがww)

個人的に1番気になったのはパーティー加入時の雑さ

せっかく面白いストーリーなのに、前触れなく新キャラが仲間になるのが不自然に思えました…。共に冒険するなら加入に至るまでのストーリーを付け加えた方が自然だったのでは?と感じます。

ただ、加入は各キャラ1回ずつしかないので気にするほどでもないでしょう。(私のRPGへのこだわりが強すぎて気になってしまっただけです)

フィールドマップに関しては、レーダーのようなイメージで目的地の方角が掴めるものと認識すると分かりやすいと思います。慣れるまでは見づらいですが、慣れればそうでもなくなるので時間が解決してくれます。

それか最悪、マップは見なくても良いかもですww


3時間の体験プレイでは満足できないほど充実した内容だったので、私は製品版を買いました!

当記事を読んで少しでも面白そうだと思った人は、ぜひ『オクトパストラベラー2』をプレイしてみてはいかがでしょうか?

綺麗なグラフィックに加え、進化したドット絵、惹き込まれるダークストーリーと、RPGが好きな人なら十中八九ハマるとゲームだと思いますよ!

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この記事を書いた人

ゲーム歴20年以上のゲーマー。1番好きなゲームは『ウィッチャー3』。ゲームが苦手な人にもゲームを楽しんでもらいたくてゲーム攻略ブログも運営しています!! 趣味は海外サッカー観戦ですw 当サイトではゲームの魅力を最大限にお届けするべく、全て本音で執筆し、読者の役に立つ情報を発信していきます!!

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