2016年に発売された『バトルフィールド1(以降:BF1)』を2025年になって初めてプレイしました!
「今さら?」って思いますよねww
今になってプレイした理由は、FPSゲームを全くやらない私(何ならBF1が初めてのFPS)でも、BFシリーズは前から何となく「面白そうだなー」と思っていて、そんな時にBF1がPS Plusのゲームカタログで配信されたから試しに遊んでみようかなってww
(BFシリーズは過去にもPS Plusのフリーゲームで配信されていたらしいが、その時私はPS Plusに加入していなかったので知らず)
実際にプレイしてみたらこれが面白かったので、まだプレイしたことがない人向けに紹介しようと思います。シューティングゲーム自体があまり好きじゃない私にも「面白い!」と思わせるゲームがあるなんて驚きました。
FPSド素人が書いたレビュー記事ですので温かい目で読んでいただけると幸いですww
- BF1は17歳以上対象(CERO:D)のゲームです。

- グラフィックがめちゃキレイ
- オフラインで遊べるキャンペーンが凄く面白い
- マップがとても広くて種類も豊富
- シューティングゲームなのにキルがすべてじゃない
- 戦場の臨場感と緊張感が楽しい
- 海外サーバーならマッチングも早いし、始めたばかりの人も見かける
- お店によっては激安で買える
- マルチプレイ用のチュートリアルがない
- マルチをどう遊べば良いのか分からない
- さすがにもう日本でやってる人はかなり少ない印象
BF1の項目別評価
キャンペーン | (5) |
---|---|
グラフィック | (5) |
シューティング | (5) |
チュートリアルの丁寧さ | (3) |
操作感 | やや複雑〜複雑 |
ゲームの難易度 | 難しい |
『バトルフィールド1』とは
- 実際にプレイしてみて公式トレーラーの映像は誇張ではないと感じました。
『バトルフィールド1(BF1)』は、2016年に発売された一人称視点のシューティングゲーム(FPS)。
タイトル横の「1」からBFシリーズの1作目であるように見えますが、実はシリーズ12作目です。「1」をナンバリングした理由は、本作が第一次世界大戦をモチーフにしているからだそう。(※Wikipedia参照)
ちなみに1作目は、2002年にPCで発売された『バトルフィールド1942』で第二次世界大戦をモチーフにしており、第一次世界大戦を題材にしたのはBF1が初めてということもあって「1」になったとか。
BF1の大きな特徴は、最大64人(32vs32)で戦うマルチプレイでしょう。プレイヤーは突撃兵や看護兵、偵察兵などの役割を自由に選ぶことができ、それぞれ異なる働きで戦場を掻き乱せるのがユニーク。
BF1はマルチプレイ主体のゲームですが、シングルプレイで遊べる「キャンペーン」もあるからお試しでプレイするには今がちょうど良いと思います。(中古だと100円で売ってたりするお店もあるし)
大手ゲームメディアによると、バトルフィールド最新作は2025年4月から2026年3月までに発売する見込みだそうなので、まだプレイしたことがないけど興味はあるって人は、事前体験として格安になっているBF1を遊んでおくのも良いかもしれませんね。
BF1はPS5でも遊べますが、ボタン仕様はPS4のまま(○=決定、×=キャンセル)なのでプレイ時に間違えないように注意してください。
PS4またはPS5でBF1のマルチプレイを体験するには、PS Plusへの加入(有料)とEAアカウントの作成(無料)が必要。オフラインで「キャンペーン」だけ楽しみたい場合は、とくに何もする必要はない。
- PS Plusの加入プランは何でもOK
- EAアカウントを既に持っている人は作る必要なし
『バトルフィールド1』の評価・レビュー
- 通信環境や人口問題は評価に含んでいません。

バトルフィールド1:(4.5)
お試しでプレイしたBF1ですが、ここまで面白いゲームだったとは思いませんでした。
今プレイしても全く違和感がなく、非常に完成度の高いゲームだったと感じます。グラフィックの美しさには驚かされるし、銃の作り込み、戦争の没入感を存分に感じられたのが凄かった。
そんな中、私がとくに気に入ったコンテンツが「キャンペーン」。
マルチプレイ主体のゲームにも関わらず、オフラインかつシングルプレイで遊べるこのミニストーリーは、戦争で体験する悲惨な出来事や、悲壮感をもろに感じることができ、地獄のような戦場で戦う兵士の生き様が見事に描かれていたため、短いストーリーでも大きな満足感・達成感を得られることに感動しました。
今はマルチに人があまりいないので、マルチ目的でBF1を買うメリットは正直に薄いと思いますが、このキャンペーンをプレイするためだけにBF1を購入する価値は大いにあると言えます。
さて、肝心のマルチはと言うと、こちらも面白いことには面白かったです。
32vs32のチーム戦は迫力があり、役割や試合のルールに応じて戦術を変えたりできることもユニークでした。さらに広大なフィールドを戦場とし、戦車や飛行機などの銃以外の戦闘も楽しめるのが良いところだと思います。
私が初めてのFPSということもあって難易度は高いように感じましたが、BF1はキル以外でもチームに貢献できる要素がいくつかあるため、FPS初心者にも比較的優しいゲーム設定だったのが嬉しかったです。
しかし、マルチプレイ用のチュートリアルがなかったために、マルチをどう遊べば良いのか分からなかったり、マルチの操作が全く分からないところから始まることに関してはやや不親切に感じます。
マルチプレイは操作や役割などの説明が弱く、遊び方が分からなかったので具体的な説明や指示があるキャンペーンほどの面白さをマルチでは感じられず、総合評価は星4.5としました。
\ BF1購入者たちの /

「人」に焦点を当てたキャンペーン(ストーリー)が1番面白い


個人的にBF1で1番面白いと思ったのが、オフラインで遊べるシングルプレイモードの「キャンペーン」。
こちらは、BF1の基本操作を学ぶチュートリアル的な位置付けのコンテンツですが、ストーリー仕立てになっていてチュートリアルにしてはあまりに完成度が高く、非常に面白かったです。
プレイヤーは、「先輩に憧れる新兵」や「傲慢なパイロット」など全部で5人の物語を追体験できます。これがもはやメインコンテンツとして展開しても良いんじゃないかと思えるほど良かった。
シューティングゲームは、銃器や戦闘形式に焦点を当てるのが一般的でしょう。
しかしBF1では、戦場で戦う「人」にも焦点を当てており、戦争で体験するであろう残酷さや緊張感、悲壮感などを物語を通してプレイヤーに伝えようとしている姿勢が評価できます。
もちろん脚色していることは理解しつつも、当時の戦場にこのような経験をしていた人がいたのかもしれないと考えさせられるストーリーで、戦争の負の部分をしっかり見せながらもドラマチックに展開させていたため、短編映画を見ている感覚でプレイできるのが面白いところです。
ただ、ミニストーリーだからキャンペーンは約5時間ほどでクリアできてしまうのが残念…。もっと他の兵士のストーリーも体験してみたかったなと感じます。
発売から年数が経った今なら安く買えるし、キャンペーンをプレイするためだけにBF1を買っても後悔しないレベルの完成度だと思うからぜひプレイしてほしいですね!
BF1は、音声・字幕ともに日本語に対応しています。
9年前とは思えないほど綺麗なグラフィックで迫力のある臨場感を楽しめる


BF1を始めて最初に驚くことは、「グラフィックの綺麗さ」でしょう。9年前に発売されたとは思えないほど美しく、2025年にプレイしても全く見劣りせず、違和感をほとんど感じなかったことに感激しました。
見える景色が綺麗すぎて臨場感満載です。
眩しすぎる戦火、爆弾や砲撃などによる土煙、昼や夜の時間表現、何もない砂漠から緑のある山岳地帯など、どこもかしこも非常に丁寧に作り込まれており、このグラフィックがゲームの面白さを向上させている要因とも言えるでしょう。
マップも広大で本当に戦場にいるような没入感を味わえるのが魅力的でした。
また、ほとんどの建物を破壊できるのも面白いところ。爆弾やミサイルなどで崩れ落ちる建物はリアルで、間近で見ると迫力満点です。それと同時に、建物の内部が安全ではないというゲームだからこそ体験できる緊張感や恐怖感もユニークでした。
緊張感を楽しめる銃撃戦はキルがすべてじゃない

銃火器に全く詳しくないので、それが正解なのかどうかも分かりませんが、銃撃モーションがとてもリアルでビックリしました。リアルというのはリロードや銃の構え方など、人間の動きをよく研究しているのが見て取れたという意味です。
銃素人の私には、リロードを見ているだけでも面白かったですねww
また銃の種類も豊富で照準が付いていたり、連射性能が異なったり、火炎放射器などの特殊武器など、扱う銃で戦闘スタイルが変わるのも戦術的で面白かった。使用武器は、試合を通してもらえるゲーム内通貨のようなもので購入できたりもするため、本気で上を目指すとかでない限り、追加で課金する必要性はそこまで感じません。
銃撃戦では、常に狙われているという緊張感を余すことなく楽しめるでしょう。とくに敵スナイパーが上手すぎるからリスポーン後に瞬殺されたり、遮蔽物から少し顔を出しただけでやられます。
スナイパーのおかげで戦場を迂闊に歩けないからほとんど匍匐前進で行動する羽目にww
BF1はマルチプレイ専用ゲームですが、試合は短い感覚ですぐやられるし、具体的にどうしたら良いのか分からないから先に紹介した「キャンペーン」と比べるとマルチの面白さはそこまで強く感じられなかったです。
(元々シューティングゲームやオンラインマルチが苦手だし、普段あまりやらないからって理由が影響してるかも)
試合やエイム操作の難易度に関しては恐らく一般的だと思います。難しいけど理不尽ではありません。試合によりけりですが、FPS初プレイの私でも頑張ればキルできたからもっと練習すればより楽しめるかも?って印象でした。
BF1全盛期にやっておけばマッチングの快適性だったり、対戦モードの幅も広がって今より楽しめたかもしれませんが、私は既に心折れてるんで10時間ほどプレイしたけどもう十分満足したって思ってますww
(ちなみに初マルチは戦闘時間30分で10キル32デス。デス数はチーム最高だったww)

他には、飛行機や戦車などの乗り物も操縦することができるので、銃以外でも戦闘を楽しめるのが良いところですね。野良が勝手に乗って良いのか分からなかったから乗ってないけど…。
戦闘面以外におけるBF1のマルチプレイで良かったことは、「キルがすべてではない」こと。
もちろん敵を倒すことは大事ですが、今のBF1のマルチ対戦はコンクエストという「陣取り合戦」が人気なようで、敵を倒すより如何にして陣地を我が物にするかが重要になる模様。
そのためキル以外にもスコアを獲得できる要素があることに魅力を感じました。とくに私のようなFPS初体験のド素人でもチームに貢献できる要素が少なからずあったのは嬉しかったですねww
陣地を確保したり、味方を回復・蘇生、味方のキルをアシストするなど、敵を倒す以外にも貢献しながら戦えることに面白さを感じましたし、シューティングゲームにしてはスコア獲得手段が意外と良心的な気がします。
それでも難しいことに変わりはありませんが…。
BF1のマルチプレイには、「コンクエスト」、「ドミネーション」、「オペレーション」、「ラッシュ」、「ウォー・ピジョン」、「チームデスマッチ」の6種類あるが、現状は「コンクエスト」が1番人気に見える。
- 私が見た限りの話であり、マッチングのしやすさは保証できません。
国内マルチは人がいないことが多いが、海外サーバーはいっぱいいる
「9年前のゲームを今さら始めてもマルチに人がいないのでは?」と思う人も多いでしょう。
結論から発表すると、「人はいるけどかなり少ない」印象でした。
少なくとも私がプレイした時間帯ではアジアサーバーは1つしか見当たりませんでしたね。日本サーバーだったんですけど満員だったので参加してません。また、それ以降はアジアサーバーを見ていません…。(見つけられなかっただけかも知れないけど)
私の感覚では、人が多いのはドイツサーバーついでアメリカサーバーです。両サーバーに参加しましたが、かなり賑わっていた印象で、熟練者から私のように始めたばかりの初心者も見かけます。また海外サーバーでも日本人の名前IDを稀に見かけました。
海外サーバーに入っても普通に遊べますし、野良で参加してもとくに怒られたりしなかったので、ソロプレイヤーも比較的安心して楽しめるのが良いところでしょう。(偶然かも知れないけど)
海外サーバーの問題は距離が遠すぎて遅延が生じること。
正直、プレイ中に遅延している感覚は全くなかったのですが、「遅延が理由でやられた」みたいなアナウンスが毎回表示されるから、もしかしたら私はBF1の本領を体験できていないのかもしれません。
以上より、今からBF1をやるには率直に遅すぎると言えます。しかし、遅延を気にしない人や、現在海外に住んでいる人、マルチじゃなくてオフラインで遊べるキャンペーンが気になる人にはオススメできます。
上記に当てはまらない場合は、他のBFシリーズを購入するか、新作が出るまで待つのが賢明かと。
- マルチの人口やサーバーの具合は2025年4月末時点のもの。
- マルチ人口はプレイ時間帯や日によって異なる可能性があります。
マルチにチュートリアルがないのが唯一のデメリット

BF1はかなり面白いゲームに入ると思いますし、キャンペーンだけなら星5をつけたいほど高い評価をしています。しかし、マルチプレイにチュートリアルがなかったことが唯一のデメリットに思えたため、総合評価を星4.5にしました。
オフラインで遊べるキャンペーンがチュートリアル的な位置付けと先に言及しましたが、キャンペーンでは基本操作しか学べません。
そしてマルチプレイでは、キャンペーンで覚えた操作に加えてマルチプレイ用の操作が発生します。
例えば、役割に応じた武器の切り替えや、味方の蘇生、乗り物の座る位置を変更、乗り物の降り方などなど、他にもキャンペーンでは触れなかった操作や事象が多数登場するため、初めてのマルチで全く操作が分からないところからスタートするのが残念でした。
(ネットで調べてもPC版の操作しか出てこないからPS版は適当にボタン押して確かめる他ない)
倒れた味方に注射器を刺して蘇生するとか事前に言ってくれないと分からないし、突撃兵やら偵察兵やらの役割の違いもネットで調べるまで全く知らなかったのでその辺りの説明不足が不親切かなと。
加えて、そもそもマルチプレイの始め方すらよく分からない。今はクイックプレイだとマッチングしづらいのでサーバーから選んで入る方法が主流だと思われますが、マルチをどうやって遊んでいくかの説明がないため初心者が勝手に入って良いのか不安になるww
ゲーム自体は面白いのに、操作が複雑な割に説明が弱かったのが残念なところです…。試合のルールについては丁寧な説明があったんですけどね。
『バトルフィールド1』レビューまとめ

- オフラインで遊べる「キャンペーン」が凄く面白い。
- グラフィックが綺麗で臨場感と没入感がある。
- マップが広く、銃撃戦に緊張感があって楽しい。
- キル以外でもチームに貢献できる。
- エイム操作は難しいけど頑張れば上手くなれそう。
- 海外サーバーなら今でも賑わってる。
- お店によっては激安で買える。
- サーバー状況は2025年4月末時点のもの。
- マルチ人口はプレイ時間帯、日によって異なる可能性があります。
BF1のメリットとデメリットをまとめると上記の通りです。
グラフィックが異常に綺麗、さらに砲撃の迫力や建物の倒壊などがリアルに作り込まれているため、戦場にいるという没入感をこれでもかと味わえる面白いゲームでした。
とくに「キャンペーン」は必須でプレイしてほしいくらいに完成度が高く、ミニストーリーにも関わらず十分すぎるほどの満足感、達成感を得られるのが最大の魅力です。
キャンペーンはオフラインでも遊べるからPS Plusに加入していない人でも今なら安く買って体験できることも大きなメリットですね。
9年前のゲームということもあり、確かにマルチは人が少ない印象でしたが、海外サーバーなら熟練者・初心者を問わずプレイしている人がたくさんいたので全く遊べない訳ではありません。(遅延は生じるけど)
残念ながらマルチの操作や役割(突撃兵とか看護兵とか)の説明はないので、何も分からなくてもゲームを楽しめる人向けのゲームだと思います。
「BF1をまだプレイしたことがないけど、ずっと気になっている」という私みたいな人間が超少数であることは理解していますが、この記事がそのうちの誰かの参考になっていれば嬉しいですww
\ BF1購入者たちの /

タイトル | バトルフィールド1 |
---|---|
発売日 | 2016年8月30日 |
ジャンル | シューティング |
プラットフォーム | PS4, Xbox One, PC |
メーカー | エレクトロニック・アーツ |
©2016 Electronic Arts Inc. Battlefield and Battlefield 1 are trademarks of Electronic Arts Inc. or its subsidiaries.
本ゲーム内で描写される武器または乗り物は、実際の製造者との提携、スポンサーシップ、推奨を示唆するものではありません。利用規約、制限事項が適用されます。詳しくはwww.battlefield.com/ja-jp/disclaimersをご覧ください。