『STAR WARS ジェダイ:サバイバー』の評価、レビュー記事です。
アクションが前作以上に盛り込まれていて楽しいゲームに進化していました。さらに、難しい戦闘にも新しい要素が追加されてバリエーションがアップ。
『スターウォーズ』を観たことがない私でも面白いと感じられたので、映画ファンならもっと楽しめるのではないでしょうか!
どんなゲームか気になっている人は、ぜひ参考にして下さい!

- グラフィックがめちゃ綺麗
- ライトセーバーや念力を使ったバトルが楽しい
- アクション要素が多くてアスレチックみたい
- オープンワールド並みにフィールドが広い
- クエストや探索などのサブコンテンツが豊富
- キャラ強化がシンプルで分かりやすい
- いつでも難易度を変更できる
- スターウォーズを知らなくてもギリ大丈夫
- 前作を知らないとストーリーで主人公に感情移入しづらい
ジェダイ サバイバーの評価
ストーリー | (3.5) |
---|---|
グラフィック | (5) |
バトル | (5) |
アクション | (5) |
ゲームボリューム | 多い |
操作感 | シンプル〜やや複雑 |
ゲームの難易度 | 難しい |
『ジェダイ:サバイバー』の評価・レビュー
ストーリークリア時間:約25時間

ジェダイ サバイバー:(4.5)
映画『スターウォーズ』を知らない私が、前作「フォールン・オーダー」をプレイした時はストーリーが全く分かりませんでしたが、今作「サバイバー」では普通にストーリーを理解できたのでそれだけでも嬉しかったですww
ただ、ストーリー自体は普通だったと思います。
詳細は下にダラダラ書いていますが、本作で最も面白いパートは戦闘とアクションです。この2つが飛び抜けて面白かったので、ストーリーが微妙だったことなど全く気になりませんでした。
まず戦闘では、システムは前作とあまり変わりませんが、本作から新しく追加されたスタンス(攻撃方法)やスキルなどにより、前作以上に多彩な戦闘ができるようになり、面白さがさらに向上していたと感じます。
心地良いスピード感や、攻撃を弾くパリィの納得感もあり、戦闘が難しいゲームを普段やらない私でもハマってしまう完成度で楽しかったです。
(そもそも『ジェダイ』シリーズは、ライトセーバーを振り回すだけで面白いからズルいと思うww)
アクションに関しても前作と同じシステムですが、今作はアクション要素が前作以上に増えていたので、戦闘が難しいだけのゲームではなくなったのが良いところ。
戦闘以外でも緊張感を感じられるアクションがあることで両者のバランスが良く、プレイしていて非常に楽しかったし、飽きもこなかったです。
他にも、オープンワールド並みに広大なフィールドや綺麗なグラフィックなど、前作の良さを受け継ぎつつ、新しいゲームとして進化していたことに驚かされました。
敵の会話のユニークさなど、細かいところも作り込まれており、多くの人が満足できるゲームだと感じたため、総合評価は星4.5としています。
『スターウォーズ』を知らない人も、知っている人も楽しめるゲームだと思うので迷っているならプレイした方が良いです。サブコンテンツの量もかなり多いから1本で長く遊べますよ!
\ ジェダイ:サバイバー購入者の /

- パッケージ版(PS4)は英語のみ対応。
- 日本語版(PS4)はPS Storeで購入するしかありません。
『スターウォーズ』を知らなくても理解できるストーリー
カルはジェダイ最後の生き残りの一人としての重圧を感じ続けるなか、帝国の絶え間ない追跡に対して先手を打たなければならなかった。暗黒時代が終わりを迎える中、カルは新旧の敵に取り囲まれながら、親しい者たちをどこまで守るのか決断しなければならない。
- PlayStation公式サイトより引用
- サバイバーはフォールンオーダーから5年後の物語

ストーリー:(3.5)
私は、映画『スターウォーズ』を1秒も観たことがありません。
前作は一応クリア済みですが内容はほとんど覚えていませんし、スターウォーズ固有の知識は今もほぼ0です。しかし、そんな素人でも『ジェダイ:サバイバー』はストーリーが理解できる内容だったのが良いところだと感じました。
(もしかしたら前作やってたのが大きいかもしれないけど)
正直、今も「ジェダイ」が何なのか詳しく知りませんが、それでもストーリーは普通についていけたので『スターウォーズ』を全く知らない人がプレイしても大丈夫だと思われます。
(ジェダイが正義の味方で帝国が悪役とだけ分かってれば多分OK)
ただ、事前知識の有無は別として、ストーリーの面白さは普通だった印象です。その理由は、ストーリーの初っ端から「最後はこうなるだろうな」と予想できてしまう展開で、さらにそれが見事に的中してしまったため…。
恐らく、前作をプレイしている人ほど予想しやすい展開だと思います。
余計なことしてストーリーがダメになるよりかは全然良いと思うけど、展開がオーソドックス過ぎて思ったより盛り上がらなかったと感じました。つまらない訳でもなく、かと言ってドキドキするような展開も少なく、無難なストーリーだったと感じたために、ストーリー評価は3.5としました。
また、中途半端で終わったから満足しきれなかった部分もあるかもしれません。もしかしたら続編が出るのかもしれませんが、もう1歩先のストーリーまで描いて欲しかったです。
ストーリー評価は低めにしていますが、個人的に『ジェダイ:サバイバー』は戦闘とアクションが楽しいゲームだと思っているのでストーリーの面白さを気にする必要はないと思いますし、私は気になりませんでした。
『ジェダイ:サバイバー』は、前作をプレイしていなくても問題なくプレイできるが、ストーリーをより深く理解し、主人公に感情移入したい場合は前作をプレイしておいた方が良い。前作のメインキャラが知っている前提で登場するから前作未プレイだと「この人誰??」となるはず。
前作以上に広くなったマップで冒険感アップ

グラフィック:(4.5)
『ジェダイ:サバイバー』のグラフィックはかなり綺麗だと感じます。前作『フォールン・オーダー』も十分に綺麗だったと思うけど、今作はさらに向上していました。
個人的にグラフィックより目覚ましい進化を遂げていたと感じたのは、マップの広さですね。横にも縦にもめちゃくちゃ大きかったです。ほとんどオープンワールドと言っても過言ではないでしょう。
前作は小さめのフィールドダンジョンを踏破していくシステムだったのですが、今作では大きすぎるフィールドを舞台にアクション満載の大移動ができるようになっていたことに魅力を感じます。
宇宙生物に騎乗して移動したりなど、フィールド上には新要素も結構あって面白かったです。他にも、謎解き要素も多く追加されていて、戦闘、探索、謎解きをバランス良く楽しめました。
マップが広すぎるからか、グラフィックの解像度が高すぎるからか分かりませんが、PS5の割にファストトラベルはややロード遅めでしたが、フィールドマップ上で目立って気になったことはありません。
残念だったのは、何度も同じ惑星に行くこと。
せっかく宇宙を舞台にしたゲームなのに、同じ惑星を行ったり来たりすることになるのがちょっとだけ残念でした。ストーリーの展開上、冒険する雰囲気ではないから仕方ないのかもしれませんが、もう少し色んなところに行ってみたかったな〜なんて思いますww

フィールドが広いから人によっては迷子になりやすいかも。画面上にミニマップなどがなく、目的地の方角を示すコンパスみたいな表示もないので頻繁にマップを開くのが地味に面倒だった。
忍者みたいなアクションが多くて移動が楽しい

アクション:(5)
『ジェダイ』シリーズの醍醐味と言えば、アクション要素でしょう。
忍者のような移動(パルクール的な)アクションは、今作でも健在でとても楽しかったです。前作にもあった壁走りなどに加え、本作では雲梯のように天井を移動したりなど、まるでアスレチックを遊んでいるかのような体験ができます。
また、アクションを伴う移動は前作以上に増えており、ジェットコースターのようなワクワク感のあるアクションもあったので多くの人が面白いと思えるはずです。
謎解きを伴うアクションがあったり、高難度のアクションもあったので私はかなり楽しめました。バトルも面白いけど、目的地までの移動も楽しいゲームなのでぜひ体験してみてほしいです!
戦闘は難しいけど新要素が追加されて前作より面白くなった


戦闘:(5)
『ジェダイ:サバイバー』のメインコンテンツとも言える要素は、やはりライトセーバーとフォース(念力)を駆使したスピード感のある戦闘でしょう。
基本的な戦闘システムは前作とほとんど同じですが、今作から新たに追加された新スタンスや新能力があったりなど、前作以上にバラエティーに富んだ戦闘を楽しめます。
探索して入手できるスキルもあるので、クリア後もまだまだ新しい戦い方を堪能できるでしょう。
主人公の強化方法もスキルを選ぶだけで良いから非常に分かりやすくて有り難かったです。スキルの振り直しもできちゃうから利便性の高さも魅力的。
『スターウォーズ』を観たことが無い私でも、前作に引き続き、相変わらず光る剣をブンブン言いながら振り回してるだけで楽しいと思えたので、『スターウォーズ』ファンは絶対にハマると思います。
変わらない戦闘システムにも関わらず、しっかりと新しい要素も取り入れ、それでいて面白いから文句の付けようがありません。

戦闘難易度については、ストーリーの進行具合によって味方キャラと共闘できるので少しだけ易しくなったような気がします。他にも敵を味方につけるスキルも追加されているため、私は前作より戦いやすいと感じました。
(それでも終盤のボス戦とか、1人で大量の敵を相手にしなきゃいけない場面は何回かやられたけどww)
回復できるポイントが多く、さらにストーリーや探索を進めると回復できる回数が増えるので難しいゲームにしては良心的だと思います。
難易度はいつでも変えられるから「難しそう」という理由だけで敬遠しているなら非常に勿体無いことしてますよ!
戦闘難易度は5段階からいつでも変更可能。私は下から3つ目の平均的な難易度でクリアしましたが、平均にしては難しい印象です。ちなみに回復ポイント(瞑想場)で回復すると倒した敵が復活します。
サブコンテンツが充実しすぎ


ゲームボリューム:多い
『ジェダイ:サバイバー』は、ストーリーがあっさりしているから意外と早くクリアできちゃいますが、ゲーム本編以外にできることが多すぎるのでゲームボリュームは十分です。
こっちがメインなんじゃないかと言わんばかりにサブクエスト(※噂)や、探索系が多いのが印象的でした。フィールドも広いから全部やったら相当長い時間遊べると思います。
- 『ジェダイ:サバイバー』ではサブクエのことを「噂」という。
クエストや探索以外にも、戦略系のミニゲームや各地で集めた種から植物を栽培できる庭園があったり、点在するボスを倒して報酬をもらう賞金稼ぎなどのコンテンツ等、かなりの充実っぷりです。難易度高めの戦闘だけのコンテンツや、アクションだけのコンテンツもありますからね…。

そんな中、本編以外で個人的に面白いと感じた要素は「会話」です。(もちろん上記のコンテンツも楽しいけど)
ストーリーやサブコンテンツに関係なく、フィールドにいる友好NPCや、巡回している敵の会話を傍聴しているだけでも楽しいゲームでした。
さほど重要ではないキャラでも敵味方を問わず魅力的な人物・ロボットが多く登場するので、会う度にに会話を聞きたくなるでしょう。
型番の違いでどっちが上司か部下かの喧嘩をしたり、主人公に攻撃が当たると喜んだりなど、特に敵の会話が面白かったのであえて倒さずに隠れて聞いたりしてましたww
会話のレパートリーも結構あるので驚きです!
会話は全てフルボイス。日本語音声、日本語字幕にも対応している。
色々なカスタマイズもできる


『ジェダイ:サバイバー』でも、前作と同じようにライトセーバーとBD-1の見た目をカスタマイズか可能。
探索でパーツを集めたり、ショップで購入しないとカスタマイズ可能なパーツは増えませんが、オリジナルのライトセーバーはカッコ良くて没入感が上がりますよ!
他にも、カルの衣装や髪型、ヒゲなどのカスタマイズもできるため、前作よりゲーム体験が向上していると感じました。
ちなみに、BD-1はカルの相棒ロボットのこと。前作から相棒になり、今作でも背中に乗って常に行動を共にします。好奇心旺盛で発見したものを何でもスキャンする性格がめちゃくちゃ可愛いですww
BDと冒険したいという理由だけでこのゲームを買う人がいるかもしれないくらい魅力的なキャラですよ♪
『ジェダイ:サバイバー』評価のまとめ

- 向上したグラフィックと広大すぎるフィールド。
- アスレチック場みたいなアクション。
- ライトセーバーとフォースを使ったスピード感のある戦闘。
- 主人公の強化がシンプルで簡単。
- 難易度をいつでも変えられる。
- 敵NPCの会話がユニーク。
- 多すぎるサブコンテンツ。
『ジェダイ:サバイバー』は、とにかくアクションと戦闘が楽しいゲームです。
歯応えのある戦闘は、プレイヤー次第で様々な戦い方ができ、クリア後の達成感も十分。難易度はいつでも変更できるし、回復場所も多いから難しいだけの理不尽なゲームではありません。
アクション要素もアスレチックを遊んでいるかのような楽しいステージが多く、ほとんどの人が満足できるでしょう。
ストーリー以外のサブコンテンツもかなりの量があるのでクリア後も継続して楽しめます。ストーリーに関しては個人的に普通だった印象を持ちましたが、戦闘&アクションだけでも遊ぶ価値アリです。
映画『スターウォーズ』を知らなくても楽しめますし、ライトセーバーを振り回すだけでも面白いので、気になっている人はぜひプレイしてみてください!
\ ジェダイ:サバイバー購入者の /

- パッケージ版(PS4)は英語のみ対応。
- 日本語版(PS4)はPS Storeで購入するしかありません。
タイトル | STAR WARS ジェダイ:サバイバー |
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発売日 | 2023年4月28日 |
ジャンル | アクション |
プラットフォーム | エレクトロニック・アーツ |
メーカー | PS5, PS4, Xbox, PC |
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