3人称視点で遊べる協力型シューティングRPG『ファースト ディセンダント』を、リリース初日にプレイしてみたレビューと評価です!
協力型とありますが、当記事は完全ソロプレイでの感想になりますww
序盤で感じたことを正直に掲載しているので、どんなゲームなのか気になっている人は参考にどうぞ!
- グラフィックが綺麗すぎる
- 臨場感のある銃撃戦が楽しめる
- 銃の種類とカスタマイズ性が高い
- クロスプレイ対応
- エイムアシスト搭載でプレイヤーの熟練度を選ばない
- ストーリーが序盤から分かりづらい
- バトルが単調で飽きやすい
- ソロだと敵が多く感じる
ファーストディセンダントの項目別評価
ストーリー | (3) |
---|---|
グラフィック | (5) |
バトル | (3.5) |
難易度 | 普通〜やや難しい |
『ファースト ディセンダント』の紹介
『ファースト ディセンダント』は、韓国のゲーム会社「ネクソン」が手がけ、2024年7月2日にリリースされた基本プレイ無料の協力型シューティングRPGです。
基本プレイ無料なのでPS Plusに加入せず、12歳以上であれば誰でもプレイできます。(PC版は18歳以上が対象)
本作の特徴は、「Unreal Engine5」で制作された高画質グラフィック。そしてアダプティックトリガー、パフティックフィードバックに対応した臨場感のある射撃プレイでしょう。(※PS5のみ)
課金要素にはなりますが、キャラクターのスキンなども購入できるため、自分好みにビジュアルを変更できるのも魅力的。また武器もカスタマイズでき、ミッション達成などでキャラのレベルが上がるRPG要素もあります。
本作はクロスプレイに対応しており、異なるプラットフォームのプレイヤーと一緒にプレイ可能。最大4人での協力戦がメインコンテンツとなりますが、誰とも協力せずにソロでも進められるゲームです。
3人称視点で進められるため、FPSが苦手な人でもプレイしやすいと言えます。
ゲームプレイにあたって登録などは不要ですが、各プラットフォームのアカウント(PSNアカウントなど)は事前に作成しておく必要があります。
『ファースト ディセンダント』の評価・レビュー
執筆時のプレイ時間:約5時間
総合評価:(4)
『ファースト ディセンダント』をプレイして、最初に驚くことは高画質グラフィックだと思います。非常に綺麗で緻密に表現された映像は、ゲームへの意欲を高めてくれるため序盤の掴みは申し分ないでしょう。
ただ、ストーリーがやや説明不足で理解しづらいのが欠点です。
肝心のシューティングバトルでは、グラフィックの高さ、コントローラーから伝わる振動により、高い臨場感でのプレイ体験が可能になっているのが良いところ。
キャラごとのスキルで戦闘スタイルを変えたり、他のプレイヤーとの協力時には役割を分担して楽しめるであろう魅力を感じました。銃はカスタマイズできて種類も多いので、シューティングゲームが好きな人は十分に楽しめると思います。
バトルの欠点は、敵の多さです。次々に大量の敵が湧いてくるハクスラ系ため、ソロプレイの場合はキツイと感じるかもしれません。また、戦闘での撃ち合いは思ったより特徴がなく、単調になりがちで飽きやすいのが最大のデメリットになるでしょう。
実際、私はプレイして数時間ですでに飽き気味。もっと時間をかけてプレイすれば面白くなる可能性があるため、記事作成後も継続してプレイしてみるつもりですが、基本プレイ無料だからモチベを維持しづらいのが難点ですね…。
以上から客観的に見て総合評価は星4としていますが、個人的には星3.5~4の間くらいが妥当な評価ではないかと考えます。
シューティングゲームが好きな人にとっては高評価になり得るゲームでも、普段からシューティングゲームをあまりプレイしない人にとってはグラフィックが綺麗なだけのゲームといった印象になる可能性が高いです。
面白くないわけではないけど、他のシューティングゲームと比較してグラフィック以外に特筆して面白い特徴があるわけでもないのが残念でした。今後、戦闘面において他のゲームとは異なる要素が追加されれば、化ける可能性を秘めていると感じます。
ソロでも遊べますが、誰かと一緒にプレイすることで面白さを感じられるゲームではないでしょうか。
ちなみに、リリース初日のPlayStationユーザーのレビュースコアは星4/5、Steamユーザーは星6/10でした。
ストーリーは理解しづらく、序盤は面白味を感じない
100年前、バルガスがイングリスにやってきて人間を奴隷にし、計り知れない力を持つ優れた資源であるアイアンハートを探すために街を破壊し、人類は滅亡の危機に陥った。その後、生き残ったわずかな人々はアルビオンに集まり、最後の抗戦の準備を進めていた。今では、超人的な能力を持つ継承者の力を借りて反撃を行い、アイアンハートがバルガスの手に渡るのを阻止しようとしている。すべてのミッションで継承者がイングリスに希望を取り戻す。
ストーリー:(3)
ゲーム開始直後にムービーを見ながらストーリー設定を確認することになりますが、「よく分からん…」と思ったのが正直なところ。
これについてはゲームを進めていけば理解できるようになるはずですが、大した説明もない固有名詞が多く登場して分かりづらいため、少なくとも序盤のストーリーに面白味は感じませんでした。
また英語音声・日本語字幕ということで、プレイしながら小さい字幕を読まなくてはならないのが大変です。ストリーを理解するには、キャラのセリフをしっかり聞く必要があるため、操作しながら読むという行為を不便に感じる人もいるかもしれません。
あくまで私の意見ですが、『ファースト ディセンダント』はストーリーを楽しむというより銃撃戦を楽しむゲームだと思いました。
細部まで緻密に再現された高画質グラフィックが魅力
グラフィック:(5)
プレイ開始直後に見るムービーは、映画並みに綺麗で見入ってしまうほど。
プレイ中でも、衣服の布の質感や金属の光沢までハッキリ分かるほど鮮明に再現されており、それを見るだけでもプレイする価値があるでしょう。とくに衣服は、革製品の裏地のような“けばけば感”が分かるくらいに緻密で凄かったです。
本作はオープンワールドではありませんが、各フィールドはそれなりの広さがあり、シューティングゲームとしては十分だと感じられます。グラップリングフックを使えば建物の屋根の上などにも登ることができるので、高所からライフルでの狙撃も楽しめるなど、納得感のあるゲームプレイを体験できるはずです。
どこを見てもグラフィックが綺麗なため、SF映画の世界に入ったような感覚を満喫できるでしょう。
ワールドには他のプレイヤーがいっぱい
本作は、いわゆる「MMORPG」です。そのため、フィールド上には自分以外にもプレイヤーがたくさんいます。
協力型シューティングRPGとは聞いていたのですが、まさかMMORPGとは知らなかったので驚きました…。(と言うのも私がMMORPG苦手)
怖くて試していないけど、チャットが公開されているので周りのプレイヤーと交流できるようです。また、設定でマイクのオン・オフを切り替えられるため、プレイ中に誰かと会話もできるみたい。(※初期設定はマイクオン)
ゲーム内外でお友達が多い人や、積極的に他者とコミュニケーションを取りたいプレイヤーには嬉しい機能ですね。
ちなみにソロで進めたい人は、ワールドを非公開にすることで完全1人プレイも可能です。
「Massively Multiplayer Online Role-Playing Game」の略で、大規模多人数同時参加型オンラインゲームのこと。1つのサーバーに世界中のプレイヤーが何人も同時に存在しており、チャットで交流したり、一緒に何かするのが目的。
臨場感を感じるハクスラ系シューティングバトル
バトル:(3.5)
プレイヤーが使用するキャラは「継承者(ディセンダント)」と呼ばれ、最初は3人から1人を選べます。(後から無料で解放できるキャラもいる)
キャラごとにステータスが異なり、それぞれ固有のスキルがあるため、使用キャラで戦闘スタイルを変えていく面白さがあり、仲間と協力して戦う時には役割分担して戦術的に戦える魅力も感じられました。
(誰かと一緒にプレイしたことはないけどww)
銃撃戦では、PS5コントローラーの振動やトリガーにより、銃を撃っている感覚が直に手に伝わるため、高い臨場感を感じつつゲームをプレイできます。サウンドも良く、銃撃戦の音が心地良いと感じる人には堪らないでしょう。
またその銃はカスタマイズ性が高く、プレイヤーのプレイスタイルに合わせて機能を変えられるのも大きな魅力と言えます。銃の種類も結構豊富でシューティングゲームが好きな人にとっては何不自由なく満喫できると思いました。
さらに、本作はハック&スラッシュ(大量に湧く敵を次々に倒していく)系のゲームに当たるため、敵をザクザク倒していく快感も感じられるでしょう。
敵の大きさも大小あり、巨神と呼ばれる超大型のロボットを相手にした戦闘なども用意されていて、通常の銃撃戦とはまた異なった戦闘が楽しめるのも魅力的です。
しかし戦闘面では、この敵の多さがデメリットにもなりえます。と言うのも、うんざりするくらいに敵が湧くので…。
少なくとも私には多過ぎると感じたので、人によっては結構序盤から嫌になるかもしれないと思いました。(マルチプレイ前提のために敵が多いのだと思う)
また、結局は撃ち合うだけのゲームということになるため、戦闘自体がやや単調になりがちです。キャラごとの固有スキルは必殺技というより、ちょっとしたスキル程度で戦闘にバリエーションが少ない印象でした。
\ 銃撃の雰囲気やプレイ感を確認 /
エイムアシストが設定されているので、エイム操作が苦手な人でも扱いやすいゲームです。
難易度は1人だと難しいと感じるレベル
上記でも少し紹介しましたが、序盤を軽くプレイしただけでも敵の出現量がかなり多いと感じたので、本作はマルチ前提のゲームだと言うことを何度も認識させられます。
ゲームの難易度自体は、ノーマルとハードの2つあり、ノーマルの難易度は確かに可もなく不可も無い普通の難易度だと思いますが、なんと言っても敵の多さが厄介です。
複数のプレイヤーで協力して倒すと丁度良いくらいの敵が湧くので、1人でプレイする場合は難易度が上がると見ておいた方が良いでしょう。
序盤しか触っていませんが、レベルが低い序盤でこの敵の量だとすると、ゲームを進めていけばさらに難化していくのではないでしょうか。
以上から、シューティングゲームに慣れていない人や、そもそもゲームが苦手な人は1人だと厳しいと感じる場面が多くなりそうです。
しかし、大量の敵を撃ち倒していく系のゲームが好きな人にはピッタリな作品だと思います。操作方法も基本的なものは常に画面に表示されているため、覚えるのは比較的簡単でした。
リリース2日目にしてマルチをプレイしてみましたが、敵の数はソロもマルチも同じような気がします。やはり、マルチで協力して戦う前提の数です。
『ファースト ディセンダント』のまとめ
- グラフィックが凄い綺麗。
- 臨場感のある銃撃戦が楽しめる。
- ハクスラ系ゲームが好きな人にオススメ。
- 銃のカスタマイズ性が高い。
- クロスプレイ対応。
- エイムアシストでシューティングが苦手でも気軽にプレイできる。
『ファーストディセンダント』の序盤をまとめると上記のようなイメージです。
シューティングゲームですが、高画質グラフィックが最大の魅力だと感じました。綺麗すぎてつい見入ってしまうと思います。
メインコンテンツである銃撃戦では、PS5コントローラーの振動とゲーム内のサウンドにより、臨場感のあるシューティングが楽しめ、キャラの固有スキルや、銃のカスタマイズで自分の戦闘スタイルを構築できるでしょう。
エイムアシストが搭載されているから、シューティングゲームが苦手でも進められるはずです。
序盤で感じたデメリットは、プレイに幅が少なく、戦闘が単調になりがちで人によっては飽きる可能性があること。ストーリーも最初は分からないことが多いのでモチベの維持が難しいかもしれません。
ソロでも遊べますが、誰かと協力してプレイすることで真価を発揮するゲームです。クロスプレイ対応なので友人を誘って遊ぶのも良いかもしれませんね。(マルチは自動でマッチングできるから知らない人とも気軽に遊べる)
また、基本プレイ無料で気軽にプレイできるのも大きな魅力。気になった人は試しに遊んでみて下さい!
私もまだ序盤しか触っていないので、しばらくプレイしてみて何かあれば記事を更新するかもしれません。とりあえず様子を見ながら気長に遊んでいけたらなと思います。
頑張ってマルチをやってみました。仲間がいると敵を分散させて戦えるため、1人でプレイしている時よりストレスが少なく、面白いと感じられます。また、自動マッチングで勝手に人が集まるからコミュニケーションを取る必要もなくて安心でしたww
しかし、単調であることに変わりはないので、ずっと遊べるかどうかは微妙なライン。シューティングゲームが好きなら高確率でハマると思うけど、そうでもない人はたまに遊んで丁度良いと感じられるゲームでしょう。
総合評価は、リリース初日に付けた星4で変わりないです。
タイトル | THE FIRST DESCENDANT |
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発売日 | 2024年7月2日 |
ジャンル | シューティング |
プラットフォーム | PS5, PS4, Xbox, PC |
メーカー | NEXON |
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